ご高齢者に多い『加齢性難聴』には補聴器と集音器どっちがおすすめ??【Vibe補聴器ブログ】

『加齢性難聴』には補聴器と集音器どっちがおすすめ??

1.『加齢性難聴(老人性難聴)とは』

 

高齢者が聞き取りにくいのは高音

加齢性難聴は、年を取るとともに耳の聴力が低下する状態を言います。
具体的には、高周波の音や会話の音が聞き取りにくくなるのが特徴です。
原因は耳の中の有毛細胞の機能が低下することで起こります。

人は50歳代のころから徐々に400Hz以上の高音が聞き取りにくくなると言われており、
60歳代になると、特に会話で用いられる500〜2,000Hzの高音の聞き取り能力が著しく低下します。
60歳代前半では5~10人に1人、60歳代後半では3人に1人、75歳以上になると7割以上との報告もあります。

ご自身でまずは、耳鼻咽喉科で検査を受けましょう。
『加齢性難聴』の検査には、純音聴力検査(音の聞き取り能力検査)と語音聴力検査(言葉の聞き取り能力検査)の2つがあります。
検査の結果、医師の診断として、補聴器が有効との話がでれば、その指示に従うようにしましょう。



薬の効果がありません。

『加齢性難聴』で聞こえづらくなっている場合は基本的に薬の効果がありません。
これは個の難聴が病気ではなく自然の加齢による変化であるためです。

『加齢性難聴』は治療法はなく、補聴器などの補助具を利用することで症状の軽減や生活の質の向上が図られます。
補聴器を装用することで、生活不活発病、交通事故や認知症のリスクを減らせる可能性があると言われております。

補聴器を試してみるのも良いでしょう。

 

ご家族や周囲の方の心構え

基本は補聴器の装用をしていても、していなくても「静かな環境で、低めの声で、ゆっくりと」ということになります。
補聴器をしている高齢者であれば、それほど気にしなくても、普通に会話ができたりもします。
補聴器があるので、大きな声でしゃべる必要はありません。
しかし、ゆっくりしゃべることは、補聴器をしている高齢者からしても助かることが多いようです。
ご家族や周囲の方は、上記の様に意識して話すようにしたり、介護職の方に話し方を教わるのも良いでしょう。

 

2.『価格を抑えたい方は集音器』

補聴器と比べて安い価格

調整不要でなおかつ医療機器でもない集音器は、補聴器と比べて安価で購入できます。
また、医療機器ではないので製造に制限がありません。

そのため消費者は多くの種類から自分の好みにあった器種を選べます。
このような集音器は家電量販店や通販サイトで購入できるのが最大のメリットです。

集音器は『難聴』の方向けに作られていない

一方で『補聴器』は医療機器として扱われ、安全性と品質の基準に従う必要があります。
必要に以上に音を出して耳を傷つけないように音の出力制限や調整(フィッティング)機能が搭載がされています。
医療機器の認可がなければ補聴器という名称さえ使用できません。

補聴器と名がついた商品は安全性や有効性が第三者機関によって裏付けされている証拠です。

 

3.まとめ

医療機器である『補聴器』装用がおすすめ

つまりは過去のブログでもお伝えしている通り、
難聴の1つである『加齢性難聴』の方には、
医療機器である補聴器の装用がおすすめということになります。

聞こえにくいことを、年のせいや高額だからと、放っておいてはいけません。
『加齢性難聴』は先にも述べたように、有毛細胞が障害されることで起こります。
有毛細胞は、いったん壊れてしまうと再生することはないのです。

補聴器の装用を早く取り入れるほど、聞こえの効果が早く得られると言います。
中には補聴器を使うとますます難聴が進行したり、雑音が大きいという方がいます。
補聴器で難聴が進行することはありません。

雑音と感じてしまう、新聞をめくる時の紙の音、外の風の音、子供の声、自転車のブレーキの音なども雑音に含まれたりします。
健聴だったころは普通に聴いていたそれらの音も、いつの間にか聴こえなくなり、補聴器を装用して聴こえるようになると、雑音と感じてしまうようです。
静かな世界からいろんな音が聴こえる世界に入って、脳が慣れ始めて、それが普通になるには少し時間がかかります。
補聴器は数ヶ月の練習と慣れが必要です。

補聴器を使い始めたら一日中使うようにしてください。

最後に集音器を使用してみて、諦めてしまった方は一度補聴器を試してみてはいかがでしょうか。
補聴器ならば、ご自身の聞こえに合った調整(フィッティング)をすることで、それぞれに合った聞こえに改善されることでしょう。

Vibe (ヴィーブ)補聴器

Vibe補聴器は自宅にいながら、インターネットで購入し、スマホで調整(フィッティング)が可能です。
今なら30日間返品可能なキャンペーン実施中ですので、ぜひご利用ください。
Vibe補聴器はセルフフィッティング機能を初めて搭載した革新的な補聴器です。

 

執筆チーム名:Vibe 補聴器 ライターチーム
執筆者名:N.Y

Vibeの補聴器は、お試し頂いた後も30日間返品可能なキャンペーンを行っています。気になる製品がございましたら、まずお試しでのご利用がオススメです。

公式オンラインストア特典
聞こえのチェック結果から、マッチする補聴器をご紹介します 聞こえのチェック結果から、マッチする補聴器をご紹介します>>