『聞こえ』と『耳』との関係性【Vibe補聴器 ブログ】
こんにちは、「Vibe補聴器」ライターチームです。
さっそくですが、普段の生活をしていて、最近テレビの音や、ご家族やご友人との会話が『聞こえ』づらくなったりしていませんか?
今回のブログではそんな『聞こえ』についての耳との関係性、耳の構造や役割などをお伝えしたいと思います。
『聞こえ』について理解を深めていただければと思います。
『聞こえ』とはなんですか?
普段あまり考えることはないと思いますが、『聞こえ』とは音を耳にして感じることを指します。
具体的には物理的に振動している空気や物体から発せられる音波が、外耳 ⇒ 中耳 ⇒ 内耳を通って脳に伝わり、脳がその情報を解釈することで音を聞くことができる、このことを『聞こえ』といいます。
『聞こえ』と耳の関係性は?
このあとお伝えする耳の構造と各部分での働きが『聞こえ』に大きく関係しおり、難聴の原因になると言われております。
人の耳の中の構造がどのようになっているのか、耳から入った音が脳へどのように伝わるかをイメージしていただけるよう、『聞こえ』について少し詳しくお伝えしていきます。
『聞こえ』についての3つのこと
1.耳の構造
2.耳から脳への伝わり方
3.難聴の種類
1.耳の構造
耳の構造(つくり)は下のイメージになります。構造を少しでも理解することと、耳の健康を維持をすることが大切です。
2.耳から脳への伝わり方
耳から伝わった音がどうやって脳にまで伝わり『聞こえ』になるのか、下のイメージをご覧ください。
このように『聞こえ』は耳介から外耳 ⇒ 中耳 ⇒ 内耳 ⇒ 脳神経と伝わり、『聴覚野』で初めて音として認識します。
・外耳(がいじ)
外耳は、耳介(じかい)と外耳道(がいじどう)で構成されています。耳介は、耳の外側の形状をしており、聴覚を集める役割があります。
外耳道は、耳介から内部に伸びる管であります。
・中耳(ちゅうじ)
中耳は、鼓膜と骨導に関与する3つの小骨であるツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨で構成されています。
鼓膜は外耳道の先にあり、音を受け取り、中耳の骨に伝えます。
ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨は、鼓膜から伝わる音を増幅し、内耳に伝える役割を果たします。
・内耳(ないじ)
内耳は、前庭(ぜんてい)と蝸牛(かぎゅう)という2つの部分で構成されています。
前庭は、平衡感覚を司る器官であり、身体の姿勢やバランスを調節します。
蝸牛は、聴覚を司る器官であり、音を電気信号に変換して脳に伝える役割があります。
これらの構造が連携して、耳は音を感知し、脳に聴覚情報を伝える仕組みとなっています。
3.難聴の種類
私たちは生活を暮らしている上で、さまざまなことが原因で聴覚障害が起こる可能性があります。
上記の耳の構造とその機能を理解してことで、耳の健康を維持し、聴覚障害を予防するための知識を持つことが重要です。難聴には以下のような種類があります。
・伝音難聴:外耳・中耳のうち、どこかで音が伝わりにくくなることによって起こる難聴です。
例:耳垢がたまったり、中耳炎や鼓膜の損傷だったりする。
・感音難聴:内耳や聴神経が損傷していることによって起こる難聴です。
例:高齢化による老化や、急激な音の刺激や長時間騒音下にいるなどが代表的。
・混合性難聴:伝音性難聴と感音性難聴が併発している場合の難聴です。
例:鼓膜や中耳に問題がある上に、内耳や聴神経にも損傷がある場合などが挙げられます。
【最後に】
今回のブログでは少しでも耳の構造とその役割、難聴への関係性を少しでも知っていただければ幸いです。
聞こえにくさの原因は、本当にさまざまで複雑な部分もございます。
もしも、ご自身の耳に異常を感じた場合には、まずは専門の医師に相談することをお勧めします。
また『聞こえ』のお役に立てる選択肢の一つとして補聴器があります。
Vibe補聴器公式オンラインストアでは、『聞こえ』や『会話』を楽しむためのサポートに貢献できるよう、日々取り組んで参ります。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
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